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4月, 2016の投稿を表示しています
こんなことを   FC2のサービスに、ブログ原稿の書籍化というコーナーがあることを知って、昨日の深夜、マイブログをテーマに分けて、2冊の電子書籍化をしてみました。 電子書籍epub対応の読み取りができる(epubの読み取りリーダーが使える環境にあるという意味です)方で、暇と好奇心のある方は、ぜひ、 http://ebook.blog.fc2.com/e378484e-12ae-4b7e-bca7-9e2d33551b6a/0417jun_20160428024511.epub ≪快楽と苦行≫ ~競馬からのメッセージ"> http://ebook.blog.fc2.com/a75e2bda-821f-4734-aadf-c5274653c502/0417jun_20160428023212.epub その日、そのとき  《日々流動》 ~最初のエッセイ集"> を覗いてみてくださいませ。 暇つぶしになることは、この私が保証いたします。また、今なら無料で読めますから。いずれは高額有料化にするやも知れません・・・苦笑。(と、強気の姿勢で思っておりますが、はてさて・・・) ちなみに私は、まだepubのソフトをパソコンに入れていないので、残念ながら、読めておりません。先に眼を通されて、感想・不平不満・文句・賛辞など、コメントやメールで頂けたら幸いです。 お知らせでした。サヨナラ、サヨナラ・・・・。

百花繚乱~ちょっと大げさかな

カメラを片手に、庭に出る。 春の盛りの季節は、植物がここぞとばかりに、その存在感を示している。人で言えば、そう、真夏のビーチの弾けんばかりのビキニ姿の女性たちのように。 少しばかりの時間と、僅かな心の余裕があれば、とりわけ費用をかけずとも、そんな花々の躍動感や生命力をも楽しむことができる。 昨日の朝、私はカメラ小僧になった。いや、盗撮やパパラッチになった訳ではないが・・・苦笑。

やはり美味いぞ、百列軒の塩ラーメン!!

(ライティング:4月20日) 以前に紹介したことがある飯能・入間バイパス沿い(R299orR463)の「百列軒」。 何とか昼間の営業時間内に間に合って、今日味わうことができた。 シャイな店主に内緒で、写真を撮ってみた。       塩ラーメン680円、叉焼追加250円、大盛り100円増し。 これまでずっと食欲の愛を捧げてきた「桂花」の太肉麺とほぼ同じ料金だが、「桂花ラーメン」は今どこまで続くか解らない余震に苦悩する熊本で生まれ、「百列軒」の塩ラーメンはおそらく卵麺に現われているように北海道に起源があると推定できるので、その味わいは異なっていて、共に味わい尽くせるのである。 ただ叉焼をトッピングすると、私には少しばかり叉焼の量が多いので、二人で行って、分け合うとちょうどよくなる感じだ。 クリーミーで油分も乳化状態にしてあるスープは、「桂花」の焼きニンニク風味こそ施されてはいないが、絶品である。 気に入って、もう10回ほど訪れているが、外れはない。月曜定休で、昼は11時から2時頃、夜は6時から12時。日曜は夜10時までだったと記憶する。店主一人で全てをこなしているから、少しゆったりとした心構えで訪れたい店である。 今日は同行者が「オロチョン」ラーメンをオーダーした。   これはゴマ風味の味噌味ピリ辛で、野菜類と柔らかな固形肉が添えられている。 純粋な味噌ラーメンは、クルミ風味で叉焼が2枚添えられている。 好き好きで、どれを選んでも、おそらく満足度は高いだろう。 またしばらくしたらラーメンが食べたくなるのは必定である。 満足度の高い「食」には、幸福感が溢れているようだ。

2016皐月賞~中山・芝2000m

(ライティング:4月19日) 朝、8時半のレッドアローで中山へと向かった。暗い雨雲が広がって、空の色は春の盛りとは無縁の気配だったが、まだ雨粒は落ちてはいなかったし、風もさほどではなかった。傘は持たずに出発した。 いつものように池袋から丸の内線、大手町から東西線、西船橋から専用バス。雨はまだ降らず、江戸川を渡った辺りから風が強まっていた。11時過ぎ、濡れずに無事中山に到着。そのままエレベーターでゴンドラ席へ。 昨日から、どうも心が落ち着かなかった。天気の所為ではなく、熊本で発生した大地震が生んだ気分である。何が起こっているのかまるで見当がつかない状況程、人々の心を惑わして暗澹としたブルーな気分にさせるものはない。いったいどうなってしまっているんだと。皐月賞が、そんな風にならないことをどこかで願っていたような気がする。しかし・・・。 風は弱まることはなく、12時過ぎにはその風にあおられて霧吹きで吹いたような横殴りの雨が降り出し始めた。内馬場に飾られた旗が引きちぎれんばかりに揺らめいていた。 第9R。芝2000mの1000万条件戦。2分0秒1の決着タイムだった。ならば皐月賞は、おそらく2分を切って1分59秒あたりで勝負が決まるだろうと、何となくそう思った。 クラシックレースを迎えるとき、いつも私は最も厳しかったベストレースとなる前哨戦はどのレースだろうか?と考える。好タイムで勝ったとしても、楽な相手に自分のペースで勝った場合はあまり評価はしない。それよりも他馬とのせめぎ合いの中で耐え切って勝ち上がった馬の精神力に期待する。 その意味では、朝日杯と弥生賞がベストトライアルだと、私には思えてならなかった。サトノダイヤモンドのきさらぎ賞、ディーマジェスティの共同新聞杯は、好タイムの決着だったが、走った相手馬が1枚格下で、あまり価値のない楽勝だったと判断していた。だから、結果からすれば、もはやこの時点で今日の勝負は決まっていたのだ。 その分析見極めを、大きく崩してしまったのが、M.デムーロの騎乗ぶりにあったのは間違いではないだろう。 2時を過ぎる頃から、空の色は明るくなってきた。皐月賞の出走馬がパドック現われたときには、雨も上がって陽が差すようになっていた。ただ風は弱まることはなかった。4コーナーからゴールに向かって吹き荒れていた。バックストレッチは向かい風を真っ向か

4月10日桜花賞~戸崎圭太に封じ込められたメジャーエンブレム

(ライティング:4月10日) 2016年の牝馬クラシック第1弾桜花賞は、咲き誇る桜の中で行われた。 戦前からの下馬評では、2歳牝馬チャンプであるメジャーエンブレムが2月東京のクイーンCで圧勝したこと、そしてトライアル・チューリップ賞でシンハライトとジュエラーが他馬を突き放してハナ差の好レースを繰り広げたこともあり、3強の戦いと言われてきた。 確かに、その通りの気配で3頭はパドックにその姿を現したのだが・・・。 私には、ルメールの騎乗に?を抱かざるを得なかったのである。 いつもは攻撃的なルメールなのに、この桜花賞に関しては、ちょっと守りに入った騎乗ではなかったのかと。 おそらく4着に敗れた最大の敗因は、一瞬遅れたスタート直後に、何とか好位に上がって行きながらも、外から迫って来た馬たちを先に行かせてしまったことだろう。先行して圧勝したクイーンCを思い出せば、優れたスピードの絶対値があるメジャーエンブレムだ。そのままスッと3番手ほどのポジションを占めてしまったなら、他馬はレースの支配権を認め強さへの警戒心を露わにしてて、メジャーエンブレムの一挙手一投足の動きに合わせなければならないプレッシャーを持ったはずである。しかし控えてしまったために、外から馬群に包まれて逆に自由のない閉塞状況に陥ってしまったのである。 それでも4コーナーを廻って、何とか馬群を抜け出そうとしたが、外にいた戸崎圭太ラべンダーヴァレイに締め付けられて、何度か馬体をぶつけ合い、余分なストレスを受けざるを得なかった。結果的には、ここでメジャーエンブレムの桜花賞は終わっていた。 ラベンダーヴァレイも勝ち馬から0秒2差のチューリップ賞3着馬である。自ら勝利を目指すためには、インに締めて譲らぬ姿勢を持っている。例え弾き飛ばされたとしても、この直線の勝負場所で甘さを見せることはない。 強気の攻撃で好位2・3番手を占めたなら、直線では楽に自らの進路を確保して、また違う桜花賞となったはずなのに、何故かルメールはインに控えた策に出てしまったのである。メジャーエンブレムの最高の姿は、ルメールの騎乗によって、桜花賞では引き出されることはなかった。 先に馬群を抜けたのは、池添謙一シンハライトだった。池添謙一は、桜花賞に対応するためにこの日は中団のポジションを確保して、そこから抜け出したのである。 そのときM.デムーロ・

春~花盛りへの1歩

(ライティング:4月5日)       居間にいると、そもそも費用を節減しようとした吹き抜けの構造からか、妙なことがある。 天井が高い故なのか、はたまた夏は温室のようになるガラス窓の故なのか、どうも独特な磁場があるようで、去年はたまたま置いたこんな花が、春から夏、秋から冬となっても花を絶やさず次々と咲き続けていたのである。 最近は、こんな花まで咲いた。                   で、一度も花屋で花束などを買うことはなかった。不思議な空間となっている。 ついでに外に出ると、庭では、今日はこんな花が咲き始めていた。外も春の磁場が押し寄せているようだ。         冬は寒くて灯油代はかさむが、春となれば標高550m辺りの山暮らしは風景が一変する。 数日前の夜には、道で鹿の親子と出会ったし、タヌキなどは毎夜山道で遊んでいる。写真には取っていないが、今年もヒヨドリなどへのパンやりは続けていた。口笛を吹けば、どこやらともなくスーッと飛んできて、ピヨピヨと叫ぶように、居場所を知らせて早く頂戴とねだられる。 そして、そのときいつも思うのだ。「ああ、こんな風景に溶け込むような心の平穏は、いったい何時訪れるのか・・・」と。 まだまだ枯れた心境に成れない半人前の私である。

ニンジンやネギ類の再生力

(ライティング:4月3日) 去年の秋の終わり頃だったろうか。 料理の材料に使ったニンジンやネギの残りの部分と干からびそうになっていたニンニクのかけらを(ニンジンは葉に近い上部、ネギは根の部分だった)、何となく気が向いて植えてやったのだ。 そして約4ヶ月経って春の盛りを迎えようかという今日、じっくりと様子を見ると、何とこんな風に再生していた。         左がネギ、右がニンニク ニンジン  いやはや凄い回復再生力である。 私自身は、農業や畑仕事にまるで知識がないので、食用となるまでに復活するのかどうかは定かではないが、ともあれ、ここまで復活する自然の力に脱帽の感動を覚えたのだ。いやぁ、凄い。凄すぎる!! マンション住まいの方たちも、ひとつプランターを用意して、スーパーで買った野菜の残りで試してみることをお勧めする。 そのどんな状況に見舞われても、再生を果たして生き抜こうとするパワーに触れると、逆に偉そうにしている人間のひ弱さを教えられるようだ。 生まれてしまった以上、消滅の日が来るまで、生きて生き抜くことが、あるいは生命を持つ者の使命なのかも知れないなと、複雑な思いに駆られてしまった日曜日の朝である。 ついでだから、もう一つの生命のエネルギー写真を載せておこうか。       黒い点のようなものがミジンコ 親はもう10年生きている黒メダカ これらも見守っているとたくましく生き抜いている。

高松宮記念GI(中京芝1200m)とドバイワールドカップデイ

(ライティング:3月29日) 3月26日(土)日本時間の深夜にワールドカップデイ、翌27日に高松宮記念と、先週末は世界のG1デイとなった。 高松宮記念。4歳馬から8歳馬まで多士済々のメンバーが集ってはいたが、よくよく考えてみると、より若い世代がこのレースを境に台頭する短距離界の世代交代が明らかになるレースだと、私には思えてならなかった。 最終追切からパドックをじっと眺めた私は、おそらく福永祐一が初騎乗するビッグアーサーが2着は外さないレースとなるだろうと推理していた。スピードに対する適応能力の高さは、このメンバーの中で明らかに上位だったからだ。 Bコースになった先週の中京は、それまでとはいっきに装いを変えて高速馬場となっていた。好タイムが続出する馬場となっていたのである。何故、中京の馬場造園課がこんな風に馬場調整したかは解らないが、G1週を迎えるにあたっての意図的な人為調整であったのは間違いない。当日の第7R500万条件戦ですら、コースレコードを上回る1分7秒3の決着タイムだったから、自然に任せた芝状態ではなかったことは理解できる。 ならばレースの前半戦は、G1に挑むメンバーならハイペースに流れるに決まっている。前半をどう乗りこなすかが、騎手に試される技量となった。 中井ローレルベローチェ、酒井ハクサンムーン、松山ミッキーアイルを先に行かせて、福永祐一ビッグアーサーがスーッと好位のポジションを確保したとき、私は「勝負あった」と見極めた。アクシデントさえなかったら、勝つのはこの馬だと。まだスタートして15秒ほどの段階でである。 その通りになった。前半3F32秒6の速い流れの中、好位を確保して進んだ福永祐一ビッグアーサーは、4コーナーから外に出して、危なげなく先に抜け出した松山弘平ミッキーアイルをゴール前で交わし、G1馬となった。1分6秒7のレコードタイムでの勝利。それは、これからの短距離界のエース誕生の瞬間でもあったろう。 逃げなくてもあわや勝利というところまで闘ったミッキーアイルもさすがだった。ほんの少しだけ勝ちに逸った松山弘平には、とてつもなく大きな学習となったと言えるのではないだろうか。この敗戦で勝負の何かを掴んだなら、これからがさらに期待できる騎手になるはずだ。そうなるための許された時間が、若い松山弘平にはある。 3着は中団から馬群を縫って差してきた

4月桜の季節

(ライティング:4月1日) 東京で、桜が満開の瞬間(とき)を迎えようとしているようだ。 以前、アクティブに動き廻っていた頃には、今頃に東京の満開、4月の中旬過ぎに福島辺り、5月の半ば頃に北海道と、年に何度も桜の満開を楽しんでいた。 桜には、妖艶な魔性の力が内在すると、そのときから思い続けている。年に1度、1週間ほど決まって満開に咲き誇り、それを繰り返すエネルギーの在処を想像すると、思わず感嘆の声を上げない訳にはいかない。 何故、まるで「劫の時空」に閉じ込まれた八百比丘尼のように同じことを繰り返して満開に咲き誇るのか?人々に春真っ盛りの到来を伝えてくれていると考えるならのどかだが、いやそうではなく、もっと別の意図が潜んでいるのではないかと思いを馳せると、怖ろしくもあり、あるいは畏れすら感じ取ることもできるのではないか。 私は、今までに一度だけ、満開中の満開の桜の姿を見たことがある。満開の桜が、一定の気候条件(雨や風もなく生温かい気温に恵まれるという意味だ)が揃うと、そこからさらに膨らみ続けて、まるで出来立ての綿菓子が膨らみ切ったように極限まで燃え盛るのだ。この一瞬を垣間見たとき、桜の怖さを感じ取ったのだった。美しさに潜む畏れに触れたと言ってもいいだろう。 それからの私にとって、桜はそんな存在となった。しかしあのときの満開中の満開の桜には、その後一度も出会えていない。雨や風に邪魔されて、満開の途中で花は飛ばされたり水の重さで萎んでしまったりしてしまっている。 もう一度だけ、あの満開中の満開となって膨らみ切った桜に出会いたいと願いながら、また今年も桜の季節を迎えた。 今年こそと思う4月となった。                         

新しい挑戦、新たなる旅立ち

突然、目が覚めるように閃いて、ここ5年間続けてきたブログに連動させながら 、グーグルブログを始めてみようかと決意しました。  (参照  0417jun.blog.fc2.com/)  ここでは、日々流動(生きている時間の中で、その一瞬、何を感じ、何を思い、どうしようとして過ごしたか)や、何故、同化ではなく異化する発想に駆られたかや、あるいは、もはやライフワークとして続けている競馬論に特化して、ここにも綴って行こうかなと、そう決めた訳です。 二つが連動したら、おそらく 1+1=2 ではなく、たぶんそれ以上の可能性があるのではないでしょうか? これからお付き合い願えたら幸いです。 ☆参考までに、この後、最近のいくつかの記事を載せておきます。